ひとりひとりを受け止める保育


自己を発揮しあい、他者を受け入れる力を培う保育


森の活動を中心とした野外保育


創作を中心とした表現教育


ひとりひとりを受け止める保育

 
ひとりひとりの子どもたちの違いや子どもたちの背景である家庭環境の違いなどを丁寧に受け止め保育します。集団生活の中でのルールを守りながら、個別に成長を受け止め、 適した働きかけを行なっていきます。職員間でも、園児ひとりひとりの育ちを共有し、共通した理解のもとで保育を実践し、自分がかけがえのない大切な存在であることを日々の保育を通して伝えていきます。


自己を発揮しあい、他者を受け入れる力を培う保育

 
さまざまな行事や活動に主体的に関わろうとする働きかけを十分に行ない、興味をもって関わりながら自己を発揮することを大切にします。さらに、お互いが自己を発揮する中で他者の気持ちや考えを知り、保育者がサポートをしながら、お互いの気持ちを出し合って、 問題を解決する方法を一緒に考えていきます。


森の活動を中心とした野外保育

 
自分分自身にも存在する意味や役割があることを感じるための活動として、森の活動を実施しています。また、森の活動を通して、屋久島の自然の素晴らしさを体感し、自然を大事に思う気持ちを育んでいきます。 乳児の時期は、信頼する大人と一緒になれた場所(園庭や近隣への散歩)で十分に遊ぶ経 験を重ねます。幼児から本格的に森の活動が始まります。森の活動では、ひとつひとつの木や葉っぱ、虫などの違いや美しさを五感を使って発見することを楽しみ、さらに自然物 を使って自ら遊びを作りだしていく経験をします。この経験を通して、自然物はそれぞれ がつながって存在していることや、自然の中のすべての存在がかけがえのないものである ことを体で感じていきます。自分自身も自然の循環の一部であり、かけがえのないものであることに気づいてくれたらと考えています。 園で取り入れているスウェーデン発祥の「森のムッレ教室」では、野外保育の効果として 「健康」「運動神経の発達」「創造性や集中力の育成」を挙げています。また、「問題解決能力」「脳の発達」にも大きな影響があると言われています。野外で遊ぶことは、既製のおもちゃで遊ぶよりも刺激の量が多く、神経回路が広がるため、複雑に考えることができ るようになっていきます。LinkIcon


創作を中心とした表現教育

 
自己を発揮するひとつの方法として創作活動へ取り組みます。創作の意欲を十分に刺激しながら、自分の内側の思いを表現します。こうした活動を通して十分に自己が発揮され、 また発揮された自己が受け止められ認められる経験を重ね、自己肯定感を醸成します。さ らには、他者の表現へも関心をもち、他者との関係を作る基盤を育てます。


島の地杉の間伐材を
活用した園舎

 
2014年から2016年にかけ、島の地杉の間伐材を使用して木造の園舎が建てられました。子どもたちは一枚の板がどのようにできるか学びました。木の温もりと香りがあふれる園舎です。LinkIcon


島のアーティストによる
楽しくて温かな園歌 

 
島在住のアーティスト大熊良征さんにあゆみの森こども園の園歌を作っていただきました。園の風景や子どもたちの楽しげな様子が伝わってくる温かく親しみやすい歌詞と音楽で、子どもたちもすぐに大好きになる園歌です。


子どもたちも大好きな
園で作られる給食とおやつ

 
あゆみの森こども園では調理室を完備し、ひとつひとつしっかりと栄養を考えて給食やおやつを作っています。子どもたちが残すことなく食べられるよう、調理師さんが心を込めて作っています。※給食は選択制です。